「新地政学」/「哲学者とオオカミ」

新・地政学 - 「第三次世界大戦」を読み解く (中公新書ラクレ)作者: 山内昌之,佐藤優出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2016/03/09メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る5月17日読了。2016年16冊目。ナショナリズム、世界大戦、イスラム国、…

柔道弐段昇段審査

大学1年生の頃に初段を取得して以来3年ぶりの昇段審査。初段は5連勝して難なく勝ち取ったが、20歳前後が多い力強く若々しい弐段はそう簡単にいかないと覚悟で臨んだ。体力勝負では負けるので、一本勝ちorポイント先取逃げ切りの勝負に持っていくと決めていた…

平成28年全日本柔道選手権大会観戦

4月29日、全日本柔道選手権大会を観戦するために日本武道館まで一人で出陣。リオデジャネイロ五輪100kg超級日本代表選考も兼ねているという事情もあり大変楽しみにしていた。全日本を生で観戦するのは小学校高学年の時(多分2003年)以来でその時は棟田選手の…

日本人としての意識

柔道の試合会場で日本国国歌・君が代が流れる時に俺は、起立(会場内全員起立するようアナウンスされる)をして、日本国旗の方に体を向け背筋を伸ばし、歌詞をしっかりと聴く(≠聞く)ようにしている。その都度、この国歌と国旗がこの会場内にいる人々に対して持…

「経済思想の巨人たち」とその読書メモ

経済思想の巨人たち (新潮文庫)作者: 竹内靖雄出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/10/28メディア: 文庫この商品を含むブログを見る4月23日読了。2016年15冊目。 経済思想という名を冠する本を読むと大抵は欧米系の学者や思想家だけで終始するが、本書は珍…

「知の教室」/「経営史」

知の教室 教養は最強の武器である (文春文庫)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/08/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (3件) を見る4月18日読了。2016年13冊目。 様々な雑誌から佐藤優の対談や論考を引っ張って再編したもので本全体に…

ウェイトトレーニング4/月別体重推移の分析

某ジムの2店舗に通っている。このジムに関しては関東圏2店舗、東北1店舗、沖縄1店舗に行ったことがあるが、ある店舗にあって別の店舗にないマシンがあったり、同じメーカーで同じ部位を鍛えるマシンでも作りが少し異なる場合があるため、ジムごとにメニュー…

桜の季節

留年したという記事がエープリルフールである4月1日付のもので嘘を匂わせるものであった。それが嘘のまま終われば良かったものの、事実4月5日から新学期が始まり大学生活6年目ということで大学キャンパスを彷徨する老獪と化している。害がないから老害ではな…

新生活

2016年4月1日、社会人として尊い第一歩を踏み出した。 米国の核の傘の下で経済成長を遂げた日本宜しく、学生は家族や国家に保護されながら自らの人格を陶冶し学識を磨いていく。そんな夢のような時代も終わり、これからは完全なる経済的自立即ち精神的自立を…

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(下)」

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(下) (新潮文庫)作者: 増田俊也出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/02/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (25件) を見る3月27日読了。2016年12冊目。 三島由紀夫「太陽と鉄」に続く、自選名著リスト(大カテゴ…

新聞紙版日経新聞処理完遂/フィジカルから逃げるな

11か月間程溜めていた新聞紙版・日経新聞を全て読み終わった。恐らく500紙程度。2月の中旬頃から始めたので約1か月ほどかかった。骨の折れる作業であったが、特に経済・金融の勉強になり、収穫は大きかった。但し社会面は一切読まなかったため国内事情につい…

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか (上)」

木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか(上) (新潮文庫)作者: 増田俊也出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/02/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (32件) を見る3月22日読了。2016年11冊目。 個人的名著リスト入りがほぼ確実と言えるほど面白い。感…

人生初バーベルスクワット&ベンチプレス記録更新&体重

どのトレーニングジムでもバーベルを用いたフリーウェイトコーナーは人気で、常にガチ勢の方々が占有しているが、深夜に行くと貸し切り状態で使える。よってベンチプレスは2月下旬に初めて経験して以来、50〜65kgでメニューに組み込んでいる。そしてBIG3の一…

第74期順位戦

第74期順位戦の全日程が終了した。 A級では羽生世代にも衰えが見られ、天彦、渡辺、広瀬の中堅三羽烏が攪乱した。またその魔窟に関西若手四天王からの刺客・稲葉が送り込まれることになり来期から新たなA級戦国時代が幕開けする。A級では渡辺竜王と行方八段…

日経新聞・新聞紙処理覚書

日経新聞を読むときは基本的には電子版を活用するが、Wプラン(宅配と電子版の併用)で契約しているために新聞紙が日に日に溜まっていく。新聞紙を読まずに捨てることは自分のルール上禁止なので、新聞紙を溜めては全て読んでの繰り返しなのだが、今回は2015年…

第74期A級順位戦最終局一斉対局覚書

2月27日は将棋界の一番長い日、A級順位戦5局同時対局であり、21時頃からニコニコ生放送と棋譜速報で棋譜を追っていた。目玉はやはり名人戦挑戦権をかけた▲行方△佐藤天戦。戦型は横歩取り。中盤あたりから佐藤天八段がリードを広げて棋士控室では後手優勢の結…

人生初ベンチプレス

2月25日深夜2時、天気は雪、セ氏3度程度。さすがにトレーニングジムには誰もいなかった。 貸し切り状態になると無意味にはしゃぎたくなる性質は子供の頃から変わらないので、通常のトレーニングメニューの前に普段とは違う何かをやりたくなり、終生の悲願で…

理想的な身体

イチローは俺にとって常にロールモデルとなってきたアスリートである(現在完了形・継続用法)。 35パーセントをヒットにするバットコントロール、筋骨隆々の選手に劣らない長打力、俊足が生む走塁力と広域の守備範囲(これをエリア51と云う)、キャッチャーミッ…

本屋の歩き方/好奇心の広がり/書籍の電子化

本屋に入ってからの歩き方は人それぞれ異なり個性が出るため、俺にとって非常に興味深いトピックである。本屋は人間社会におけるあらゆる分類に対しての網羅性が高いため、或る人がどういうテーマに関心を持つかということはその人たらしめる固有性に直結す…

日常の断片

8時半起床、部屋で少し体を温めた後にシャワーに入り身だしなみを整える。友達一人を車で拾って、セブンイレブンのドーナツ二つで空腹を凌ぎ、ホットコーヒーレギュラーサイズを飲みながら柔道の出稽古へ出発。出稽古先ではいつものようにフルボッコにされ、…

「英霊の聲」

英霊の聲 オリジナル版 (河出文庫)作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/10/05メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 26回この商品を含むブログ (27件) を見る2月3日読了。2016年10冊目。

「マイナス金利」

マイナス金利作者: 徳勝礼子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2015/11/27メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る2月1日読了。2016年9冊目。

2016年1月25日覚書

今年の行動指針の一つとして「承認欲求とプライドを捨てる」というものがある。俺は自分の文章力に自信がないので、文章を書くごとその不出来に落胆する。しかし自己評価や他人の評価による落胆よりも思索による知的トレーニングの方が重要だと考え、2016年…

沖縄一人合宿総括

今回の沖縄一人合宿の目的は、「孤独の中で勉強・トレーニング・読書に集中し自己を見直そう(中学生並の意気込み)」であったので総括をする際はその項目ごとに振り返るのが合理的である。(余談だが中学校の頃、学級委員だったので修学旅行のスローガン作りに…

「地図で読む国際関係入門」

地図で読む「国際関係」入門 (ちくまプリマー新書)作者: 眞淳平出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2015/08/05メディア: 新書この商品を含むブログを見る1月19日読了。2016年8冊目。 那覇から東京に向かう飛行機の中で読んだ。日本、アメリカ、EU、新興国など…

沖縄一人合宿(11日目〜最終日)

・1月17日(日曜日)(11日目)12時40分起床。13時40分から英語の勉強を始めて、将棋筋トレを合間に少しこなした。14時40分にシャワー・ドライヤー・歯磨き・耳かき・香水の順にこなし、16時から17時まで再び勉強を始めた。雨が弱まった17時からコインランドリー…

「本はどう読むか」

本はどう読むか (講談社現代新書)作者: 清水幾太郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 1972/11/20メディア: 新書購入: 3人 クリック: 7回この商品を含むブログ (11件) を見る1月18日読了。2016年7冊目。 古い本であり時代錯誤なところもあるので流し読み。洋書…

沖縄一人合宿(9日目〜10日目)

・1月15日(金曜日)(9日目)11時10分に目覚めて11時半起床。12時10分にシャワーと歯磨きを済ませ、14時に準備。14時15分出発。国際通りでお土産を探し購入した後は、ジュンク堂に1時間ほど滞在して洋書と本2冊を調達した。そのあとは昼ごはんを食べて、16時半…

沖縄一人合宿(6日目〜8日目)

・1月12日(火曜日)(6日目)昨夜は3時に就寝するも肩こり首こりが気になり姿勢が定まらず結局4時頃に寝落ちた。本来なら図書館で勉強を始めている11時に起床。11時10分シャワー歯磨き諸々。以後はクレジットカード会社に電話したり宿主に滞在延長の交渉をした…

「フランス産エリートはなぜ凄いのか」

フランス産エリートはなぜ凄いのか (中公新書ラクレ)作者: 橘木俊詔出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2015/10/09メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る1月14日読了。2016年6冊目。 フランス出身エリートがどのように高い知的生産性を生み出…