2016年

23時半頃にいつものジムへ行き、トレッドミルで「ゆく年くる年」を見ながら走っているあいだに年をまたいだ。パワーとスピードを兼ね備えたラガーマン体型になるために、更なるバルクアップを遂行するという決意表明のような意味合いをこめて、意図的にジムでのウェイトトレーニング中に2016年を迎えた。ジム内では俺含めて野郎4人がトレーニングをしていた。各人何か思い入れや決意をこめてトレーニングしているのだろう。

中学時代から魔裟斗のストイックさに惹かれてファンの部類に入るので魔裟斗vs山本kidは見ると決めていて、ジムに行く前にTBSとフジテレビで、把瑠都vsピーター・アーツ、曙vsボブ・サップ魔裟斗vs山本kidを見ていた。魔裟斗は2191日ぶりにリングに上がるということをアナウンサーが強調していたが、高校3年生で大学受験を控えていた2009年12月31日から2191日毎日30分何かを習慣として続けていたら、その道で大きく成長できただろうとその時ふと思った。例えば2191日間洋書を1日も欠かさず読み続けていたら確実に英語力において頭一つ抜けた人材になれたであろう。「6年」より「2191日」という響きの方がその長さを実感させる。2009年12月31日に魔裟斗vsアンディ・サワーをリアルタイムで見ていただけに2191日が体感的にどの程度の長さだったのか分かる。分かるだけに余計にその長さの空虚さや儚さを感じる。

この話に加えて以前書いた羽生森内の勝数の話もそうだが、ここ最近年齢を重ねてきたせいか、習慣の積み重ねや日進月歩に敏感になっている。そのせいか今では4種類のノート、2種類のエクセルを日常的に現在進行形で記入している。このように習慣づけが軌道に乗ってきているのは本人的には評価できるとしても、まだまだ習慣の中身のクオリティが低い、トレーニー的に言えば習慣の中身の負荷が軽いのでそこが課題となる。なので「習慣の中身の負荷を重くしながらそれを継続させる」という一見地味でも難易度が高い定性的目標を今後一つ据えたい。

  • 今年の目標

<定量目標>
・柔道弐段に昇段
将棋倶楽部24の最高レーティング1300突破(現在最高1000前半)
・将棋ウォーズ三段&日本将棋連盟マチュア三段免状取得
・体重70kg〜73kgキープ(現在67.5〜68.5kg)
・TOEIC900点以上(現在605点)
・簿記2級
・海外3ヶ国(以上)を一人旅
・47都道府県制覇(現在36都道府県)<定性目標>
・習慣の質を上げる
・理詰めで考える
話し言葉の語彙を配慮(ヤバい、神のような意味の広い言葉を話言葉でも使わず的確な表現を試みる)
・情報感度を高くする
・部屋やモノの掃除をまめに行う
・敬語、社交辞令、挨拶の表現を豊富にする
ウェイトトレーニングで下半身も鍛える

上記目標で難易度が高いのが、TOEICと将棋関連の目標。体重に関しては、2012年4月(大学入学時)の53.4キロ→現在(大学4年)の68.5キロはバルクアップとしては成功している部類だと思うが、伸びしろはまだまだ十分にあると感じるので当面73キロを目標にしていきたい。