ภาษาไทย/Монгол хэл

大学で履修していたタイ語(パーサータイ)とモンゴル語(モンゴルヘル)の試験が終了した。結果はタイ語は試験は7割程度の出来。モンゴル語は9割程度の出来。英語ドイツ語フランス語に続いて4、5カ国語目である。

最近僕の通っている柔道の道場にスペイン語学校で働いているスペイン人の人が来て(なんと二段)、いきなり話しかけまくった。スペイン語を教えてもらえるよう頼んだら快諾を得たので、折角だからこれを機に試験が終わったらスペイン語でもやろうかと思う。

タイ語は文字に含まれている情報量が多い。一つの文字が幾つかの要素に分解でき、その複数の要素を持つ文字複数で単語を形成するので、単語暗記がすごく大変だった。それは逆に声調記号を見るだけでどう発音すればいいのかまで文字から理解することができるという長所でもある。語順は主語→動詞→目的語の順なので英語ドイツ語フランス語等の欧米の言語に近い印象がある。ま欧米諸言語のように前置詞(ใกล้ๆ=nearなど)や関係代名詞(ที่=who,which,whom,that)に近い単語もある。形容詞が名詞の後ろから修飾する点はフランス語っぽい。発音は中国に似ている印象である(中国語は勉強したことがないがなんとなく)。ญี่ปุ่น(イープン・日本)や数字は中国語から影響を受けているらしい。

モンゴル語は一方、キリル文字で或る程度見慣れた文字で、その上語順も日本語とほとんど同じで逐語訳のモンゴル訳で済むので、日本人にとっては習得しやすい。ドイツ語は動詞の位置が2番目という条件付きで主語の位置は比較的自由であるが、モンゴル語は位置の規制がなく日本語と同程度に自由である。би(私) миний(私の) надад(私に)というように代名詞が変化する点は欧米諸言語に似ているが、дэлгүүр(店)дэлгүүрт(店で)дэлгүүрээc(店から)というように前置詞を用いず一般名詞を変化させる点は特徴的だ。あとは男性母音、女性母音という分類があり、一つの単語にはそのどちらかしか用いられない、というもの面白い。男性母音・女性母音の分類により、名詞の変化の際の語尾や判断疑問文・疑問詞を含む疑問文の終助詞に規則性が生じる。

今まで勉強した言語を比較すると、
・文法の難しさ
フランス語>ドイツ語>>英語>タイ語モンゴル語
・発音の難しさ
フランス語=タイ語>ドイツ語=モンゴル語>英語
・かっこよさ
ドイツ語>フランス語>モンゴル語>英語>>タイ語

タイ語モンゴル語を勉強したことで日本語・欧米諸言語とは異なった言語体系に触れることができ、僕の持つ言語観にも影響を与えたので、勉強して良かった。