無段の部団体戦

本日は柔道の試合で、僕は無段の部の団体戦に出場した。有段者の部に出る奴が車で試合会場まで連れて行ってくれるということだったが、7月にウチの道場が有段者の部の団体戦で優勝していたので、開会式における優勝カップ返還のために、関係のない僕も早朝から試合会場に出向いた。同乗者が18歳と19歳と21歳3人と同世代の連中だったのでそれなりに楽しかったし、特に21歳3人組は小学生の頃に同じ釜のメシを食べてきて全国大会の団体戦で5回戦まで勝ち抜いたり(吉田道場に負けた)と少年期にいろんな柔道経験を共有してきた友達なので、久しぶりに柔道の大会で結集して少しこみ上げてくるものがあった。

8時に到着したが僕の出番は12時半頃で、待ち時間はもう一人の団体戦出場者と話したり子供たちの相手をしたりで退屈はしなかった。3歳とか5歳の子とかって純粋な面白さの求道者というか瞬間瞬間を楽しく生きてる感じがして元気を与えられる。一応これでも勉強は今まで頑張ってきたつもりだが、日本一のバカなど言われて死にたくなった。

無段の団体戦はそもそもチーム数が少ないので、今回も3チームだったが、シード校が文化祭で棄権するという斬新な手法を使ってきたので、もう一チームとの優勝争いになった。僕のあたる相手は、無段の部の個人戦の名簿で一番右端にいる男、つまり最重量の男だった。個人戦が先なので彼の試合を見たのだが、見た感じ身長185センチ体重100キロという巨体でしかも顔が恐い。パワーがすさまじく、個人戦では楽々3人抜きしてた。なんでそんなパワフルな大男が先鋒なんだという疑念が湧いたが、恐らく先鋒で確実にポイントを稼ぐつもりだったのだろう。

相手が大男でもあまり負ける気がしなかったし、小学生の頃関東強化選手というセンスにずば抜けた男が中堅に控えていたので、緊張せず試合に臨めた。結果は7秒くらいで一本勝ちだった。巨体とまともに組んだら腕力で吹っ飛ばされるということで組み際に入った左の一本背負いが上手く決まった。中堅戦も10秒くらいで内股で決めてくれたので合計20秒もかからないくらいで優勝が決定した。さすがにもう一試合やりたかった。

有段者の団体戦も優勝してくれたので、無段&有段団体戦のダブル優勝という当初の目標が達成された。まぁ一回やって優勝なんて全く嬉しくないがwww有段者の試合を見てるとモチベーションがかなり上がったので、僕も25歳までに二段をとりたい。

無段の部。

有段の部。