寝技覚書2

「寝際」=寝技への移行を自らの研究課題として取り組んでいる。その中でも特に"実戦性"を意識している。俺のような寝技素人が、寝技へ引き込んでダブルガードになりベリンボロで回転して抑え込む、なんていうのは実現可能性が極めて低いので今は考える必要がない。練習しているのは以下、練習メモみたいなものである。

1.ケンカ四つにおける巴十字
ケンカ四つにおける巴十字はターゲットである相手の釣り手を掴んでいない状態から入るので巴十字に入ったときに素早く相手の釣り手を掴みなおす必要がある。よって相四つの巴十字より一段多くのモーションが求められるため難易度が高くなる。

2.巴投げ→草刈り→袖車絞or肩固め
巴投げで投げられなかったときに残った足を利用して、柔術道場で教えてもらったスパイダーガードから後ろに倒すテクニックを使う。その後は相手に密着して圧迫を加えながら袖車絞や肩固め。正面から絞めに入る際には袖車絞のほかに突っ込絞や十字絞などがあるが、袖車絞の場合は相手に密着して上半身の力を利用しながら入ることに強みがあると考えている。袖車絞が無理そうならそのまま肩固めに移行すればよい。

3.引き込み→コムロック→腕を極める
コムロックはうまく決まればなかなかほどくことが難しいので早く習得したいテクニックである。コムロックは最終形態でないためそこから三角絞や十字絞など技に入るのだが、時間をかけず腕を極める方法を練習パートナーに教えてもらった。名称は分からないが腕固めに近いものである。

4.(内股→)隅返し→寝技
内股→隅返しという連携が好きなので、隅返し後の寝技の研究も同時に行っているが試行錯誤中である。隅返しで投げれなかった場合はブラジリアン柔術で言うところのハーフガードの体勢になることが多いため、抑え込まれるリスクが大きい。柔術道場でハーフガードで下から攻めるテクニックを幾つか習ったのだが、実戦ではなかなかうまくいかず苦闘している。まぁハーフガードの練習あるのみだろう。

5.相手が背負い投げ→送襟絞
オーソドックスな技術だがかなり有用である。これは絶対使えるようになりたい。


また投げ技としての(横)巴投げも乱取りで使用している。友達に聞いたり、加藤博剛や小室宏二などのトップ選手から一般選手まで幅広く動画を見ることで勉強している。友達には実戦でも使えるレベルになりそうとコメントされたので磨きをかけたい。