10月中旬から11月上旬の近況

勉強について

短期的な目標ができ、そのために行動することとなった。
ニートになる選択肢も魅力的なのだが、不本意なことに経済的精神的に実現は困難なので排除するとして、社会に出て何者になろうとも一定以上の知識と思考力を持つことは求められる。少なくとも僕にとっては成績という勘定抜きで学生時代は自主的に勉強する必要があるのだが、この1年半は何も考えず専門的な知識も身につけず怠惰な生活を送っていた。読書はしていたがそれによって得たものは成果としては見えにくい。ということでこの怠惰な1年半を反省し、現在は幅広い知識を頭に詰め込んでいるのである。そもそも現在塾講師のアルバイトで中学受験の公民を担当しているので、社会で何が起こってるか、何が問題で何が争点なのか、これらに関しては一通り知識を持たなくてはならないのである(教科書の範囲を超えても、塾講師という仕事はうまく脱線することに存在意義があるのだと思う)。

今年の3月に友達と話していてこんな言葉を聞いた。

形式にこだわってるとどうもうまくいかない。

これは当時の自分も思っていたことで、友達も同じことを考えているのだなと感激した。
今この言葉を振り返っても概ね正しいことだと感じるのでそれを実践するに至った(概ねは、形式の存在や想像が自己のやる気を引き出す可能性があるから、という含意で用いた)。具体的には本、ネット、日経新聞株式投資の実践である。紙媒体至上主義に陥らず形式を問わず分野横断的に調べることで効率的に知識を吸収しようと試みている。またブログや読書メーカーで読書記録をつけることが極端に減っているのだが、それは一冊を通読することを目的化するのではなく、効率的に知識を吸収するために必要そうな箇所だけを抜き取って読むという手法に変えたからである。

分野横断的に勉強といっても莫大な量があるのでとりあえずは政治経済系に絞ろうとしている。ただ政治関係を調べるにしても範囲が広すぎてどんどん連鎖していくので骨が折れる(例えば、政治→臨時国会→競争力強化→減反政策→農協の存在、転作作物、農地集約etc)。

どんな目的や過程で幅広く勉強し教養を身につけるにせよ、積年の努力で得た知性はきっとどこかでいつか輝いてくれるだろう。

大学について

授業の半分も出ていない。講義を聞いていてもあまり理解できないことが多いし、やる気を感じる教官が少ないし、手元にタブレットやノートPC等がなくその場で疑問に感じたことをすぐに調べられないことに不満を感じるからである。ただ神取先生のミクロ経済はほぼ全部出ている。次に会計。あとは1,2回出ただけである。だが授業に出席するときは真面目に勉強している。

授業中に疑問を解消するツールとして使用することに加え、株の取引きもしたいので、タブレットかノートPCを買おうとしたのだが通信料が少しもったいない気がしたので今はその気なし。

竜王戦第3局について

森内名人が2連勝して迎えた本局。戦型はなんと1戦目2戦目に続き後手急戦矢倉。37手目▲76歩までの局面までは第2局と全く同じであった。44手目の△22玉から渡辺竜王は中盤で香車と桂馬をただで渡したり、飛車馬交換をするなど意外な手がたくさん出たが最終的には勝利したようである。2日目の14時からは見れなかったのが残念。駒をたくさん渡し、細い攻めだけで勝利したという点はさすがトッププロだと思った。

僕は将棋のタイトル戦を見るのが好きなのだが、なぜなのか考えてみたところ、おやつや昼食が美味しそうだったり、高価な将棋盤・駒を使用していたり、棋士の着物がかっこよかったり、部屋に入る風が気持ちよさそうだったり、そんな理由だった。やはり何をするにしても環境は大事であるし大事にしたい。

新しいPCを買ったことについて

初のデスクトップPC。2001年〜2009年はマッキントッシュ、2009〜2013年はwindows Vista搭載の富士通のノートPC、そして今回はwindows8.1搭載の富士通のデスクトップPC。3台目だ。メーカーに関して前回富士通だったから今回も富士通にしただけでそれ以上の意味はない。iTunesで不具合が出たりグラフィックが好ましくなかったり不満もあるが、スペックや機能が格段に上がったので概ね満足であり楽しみでもある。

沖縄へ行く予定について

親戚のおじさんの還暦を祝うイベントに出席するため来週の土曜から月曜日は沖縄に滞在する。沖縄へ行くのは2011年3月以来なので約2年半ぶりである。この前行ったときは法事関連だったのだが、東大文一に落ち、東日本大震災が起きた直後だったのであまり良い気分ではなかった。昨年折角一眼レフも購入したのだから積極的に使用していきたいと思っている。ちなみに沖縄へ行くときは大抵3月〜4月で秋は初めてであるのでその点は楽しみだ。

前回の沖縄では部屋で読書ばかりしていた。「記号論への招待」を読んでたのはかすかに覚えている。今回は外に出たい(震え声)。