将棋10

ニコ生を見て思ったこと・そして僕がしていなかったこと
・底歩や持ち駒温存のために歩はむやみやたらに打たない
・相手の攻めはなるべく受ける
・定跡や囲いにこだわらない。特に振り飛車の場合玉周辺の形は乱れる
・右玉が意外に強そう
やはり24を観戦しているとR1500くらいまでなら普通の手を普通に指しているだけにしか見えないので、いかに悪手・疑問手を減らし自玉を固めつつ攻めるかというごく普通のことをすることが初段到達の一番の近道だと思える。まぁただ僕が今一番改善すべきことは超早指しであることは重々承知している。大駒とられるポカなど直後に気付く悪手が多すぎる。

今日の成績は

戦法 勝敗 コメント
三間飛車(対四間飛車) 完勝。僕が三間飛車の意思を示すと四間に飛車を振る奴多すぎ
矢倉 46銀37桂38飛型。余裕かと思ったら100手以上かかり、相手の持ち駒を増やす&自玉周辺がやや薄くなったのでもっと効率的に相手を攻めようと思った
居飛車(対四間飛車) 角換わり。ニコ生の教訓で相手の攻めをめっちゃ丁寧に受けた。結果、序盤やや劣勢から格上相手に苦手な角換わりで圧勝できた。
矢倉 相金矢倉。46銀37桂38飛型で圧勝
中飛車 56歩を46歩と突いたり銀や角をただでとられたりその他色々大ポカ連発。しかし圧勝とまではいかないが大差で勝利
矢倉 60手あたりであと一手で勝ちそうだったが勝機を逃し110手あたりで勝利。Rが100程度上の格上相手だったので終盤は気合を入れた
中飛車 × 相手が原始棒銀できたがガン無視したら完敗した。やはり受けは丁寧にしなければならない。棒銀防げばこの対局は勝てた
居飛車(対四間飛車) 辛勝。斜め棒銀で教科書の手本通りの攻めをしたが相手が教科書通りにこなかったので困惑した。棋譜を見直したが勉強になる良い対局だった

棒銀に対する受けを怠って特攻した7戦目以外は全勝。今後は定跡に加えて受けの方も積極的に勉強していきたい。


NHK将棋について
先崎八段と行方八段の対局だが、角換わり腰掛け銀から45歩と65歩を突く珍しい形。行方八段の中盤の攻めが無理やりすぎかと思いきや攻めを繋いで勝利。プロ棋士は受けも攻めも正確で、僕が次の一手を浮かばなくてもなるほどと思わせる手を指すから、見ていて非常に面白い。この対局やニコ生を見て思ったのは、角換わりの場合どこを攻めるかというより角の打たないことを意識する方がよいということだ。今日のNHK杯の羽生さんも解説で「角を打たせないのが重要」と言っていた。それを実際の対局で活かした結果僕の苦手な角換わりでも格上相手に圧勝できた。