フランスに渡米

以前「die Reise nach Deutschland」というタイトルでドイツに旅行するという旨の記事を更新したが、ドイツは空席が無かったので某旅行会社のツアーで4月1日から5日間パリへ行くことになった。ツアーと言っても添乗員無しで、ホテルと空港〜ホテル間の現地語ドライバーを手配してくれる以外全て自由なので疑似的な一人旅は体験できる。日本語を一切使わない環境超楽しみ。

なぜパリかというと、本当はドイツが第一希望だったが空席がなく断念。次に初海外で華のある観光地がよかったのでヨーロッパ。且つ僕が扱える言語圏の国の方が色々回れそうなのでここでパリかロンドンまで絞れる。しかしフーコーサルトル、メルロ・ポンティ、レヴィストロース、カミュラカンボードリヤールブルデュードゥルーズバタイユデリダ…数えきれないほど数多の偉大な思想家や文豪を生んだり、ファッションを含む芸術分野でもアバンギャルドなフランスに以前から魅力を感じていたし、フランス語で少々言語の面でハンデや困難があった方が楽しめそうなので、パリに決定。だけどロンドンもいつかは行きたい。

一人且つ全部自由時間且つフランス語検定3級の語学力で色々廻って見るつもりなので不安だがその分楽しみも増幅する。セーヌ川クルーズ無料券は入手したのでこれは必ず行くのだが、2日間という限られた時間の中で厖大な観光地を絞る作業に苦心しそうである。ガイドブックの隅に小さくしか書かれていないけど巨匠ル・コルビジェの建築物やヨーロッパ写真美術館も必ず訪れたい。ルーブル美術館は人気なので行けるかどうかわからない。モン・サン・ミッシェルは無理かな。観光地っぽくはないが学生としてリシュリュー国立図書館やソルボンヌに行ってフランス式アカデミックを堪能してみたい。ノートルダム大聖堂凱旋門エッフェル塔パンテオン、サント・シャぺル、裁判所、市庁舎、モスク、オペラ座、郊外だけどヴェルサイユ…。2日間で回れないだろ…。色々調べてるけどこの時点で圧倒的に面白い。元々僕は大の旅行嫌いで、沖縄の親戚のところに行っても家で読書、修学旅行は無理やり行かされたものの卒業旅行等のサブの旅行は全てサボるほどであったが、その僕でさえフランスの名所の多さに感涙している。

この旅行計画を機に外国の治安やツアーの値段を調べてるけどひたすら面白い。やはり近隣のソウルは値段が安くて遠くなればその分だけツアー料金も高くなるのだが、ブータンは50万〜120万と欧州より何倍もか高かったりする。ブータン行きたかったけどこれは社会人になったらかな。治安はやはり日本が一番良いらしい。数値だけ見るとモナコなどの方がいいかもしれないが、1億人以上の人口を抱えてこの治安の良さは恵まれている。ていうか治安の悪化に貢献しているのは大体移民らしいから、その意味で日本は安全なのかもしれない。とりあえず大学在学中はドイツ・イギリスとあと一つマイナーな観光地に行ってみたい。ドイツ・イギリスに関しては言語の壁が比較的低いので全自由行動のツアーで。あとはサルバドール・ダリに興味をもつのでスペインか。

言語のせいで支障が生じるようなクソ事態だけは回避したいので英語とフランス語は少し勉強しておく。