「知に働けば蔵が建つ」

知に働けば蔵が建つ (文春文庫)

知に働けば蔵が建つ (文春文庫)

1月8日読了。2013年2冊目。

内田樹氏は何でも屋というイメージからか、一部ではウケが悪いが僕は好きである。分かりやすい言葉且つ豊富な語彙で、普段何となく(つまり言語化される以前の状態)感じたり考えていることを理路整然と言語化してくれる、という点で面白い。つまりは咀嚼力が強い。今は「下流志向」も併読。

内田樹を読むときのキーワードは幾つかあるが、その中でも「文化資本」という概念は最も好きかな(もとはブルデューだけど)。武術論は合気道に興味がないので割とどうでもいい。