絶望的な棋力

僕は将棋が弱すぎる。主にオンラインで将棋を指しているのだが、もう絶望的に弱い。しかし将棋を再開して日が浅いのでここは楽観的に考える。再開と言っても以前もそこまで指しているわけではなかった。高2の下半期に学校やオンラインで、昨年の6月くらいまでにオンラインで暇な時指していたくらい。

定跡研究の怠慢が9割方の原因であることは認めるが、その定跡インプット不足を中盤力・終盤力で補えていない点もまた看過できない問題である。明らかに定跡を理解していないと思われる相手にも何回か敗北を喫したこともある。中盤〜終盤の僕の姿勢は、多少守りが崩されても攻めて行ってしまえ、というものなので、攻めが一度滞ってしまえば一気に窮地に追い込まれる。

色々考えた結果、僕はそれっぽい外形までは上手く指すが、その後の応用の利かせ方どうも良くない。応用の利かせ方は最終的に経験に依存すると思うので、僕の実力不足は結局は経験不足が遠因になっているのだと思う。

特に四間飛車/美濃囲いの陣形をとった時に左側の守りがどうしても弱くなってしまう点が痛い。しかし僕から攻撃を仕掛けてしまう局面が多々見られる。矢倉の陣形をとった時は互いが保守的になってしまうので、僕から少し奇抜な一手を指してしまうこともある。そして大抵失敗に終わる。

そういうわけで最近は三間飛車(not石田流)を試してみるようになったが、想像以上に上手くいくのでこれから徐々に使いこなしていきたいと思っている。これまでは角と飛車が隣り合い、その上攻めにくそうな7筋に飛車が置いてあるという慣れない陣形に躊躇していた。しかし実際に指してみると、2筋の銀と8筋の飛車の両取り等先手に有利な局面にもっていくイメージが湧きやすい。ただ三間飛車は全く使い慣れていないので玉を囲うタイミング等の守りの想定も幾つか用意する必要があると思った。

どの戦術を採用しても桂馬・銀・歩の使い方が未熟なのでそこも課題。