ブラジリアン柔術覚書2

ブラジリアン柔術を始めて3か月が過ぎ、練習回数でいうと約50回まで到達した。9月下旬を区切りに柔道から一旦離れて柔道関係者にばれないようにこっそりと柔術道場に週5-6回のペースで足を運んでやる気を見せているからか、色帯の人から自主練習会にも直接声をかけてもらえるようになった。打ち込みでテクニックを覚えたり復習する際、初心者期はほとんど見よう見まねに近い形式的な練習に留まっていたのが、最近は技術的に以前より細かいところまで詰められるようになっている。トレアナや腕十字のような基礎的なテクニックでも丁寧に練習するように心掛ける余裕が少しずつ出てきた。スパーリングでも柔術テクニックや柔術ムーブが以前より少しは出せるようになったし、色帯の人に「動きが柔術になってきましたね」と言われとても嬉しいと思った(ゆとり世代並の感想)。

スパーリングでは初回の練習から色帯の方達に徹底的にシバかれてきたこともあり防御の技術は少しだけ上達したと感じる。一本負けやポイントを取られる回数は体感的に減っている。階級が上の青帯の人と5分程度スパーの相手をしてもらい引き分けに持ち込むことも一回だけあり、体が一回り大きい青帯の人とのスパーの後に「少しガチでやっちゃいました」と言わせることもできた(それでも6分で2-3回一本をとられた)。しかし未だに紫帯の人達とのスパーリングでは全く何もできずに防戦一方になることがほとんどである。黒帯の先生とは体格は同じくらいなのだがレベルが違いすぎて全く相手にならない。まぁそれでも確実に前には進んでいるだろうことは実感できる。

色々出来るようになりたいのでガードポジションもパスガードも防御も満遍なく練習しているが、中でも今は取っ付きやすそうなスパイダーガードを課題と設定している。リバースデラヒーバとXガードがマイブームではあるがスパーリングで全然決まらないので、とりあえずは打ち込みではスパイダーガードに1回は触れるようにして使えるようにしたい。