「侏儒の言葉・西方の人」

侏儒の言葉・西方の人 (新潮文庫)

侏儒の言葉・西方の人 (新潮文庫)

9月30日読了。2013年62冊目。
侏儒の言葉だけ。西方の人キリスト教が絡むので今回は避けた。僕はキリスト教系の高校出身なのだが。そういえば1カ月に本を読了したが、8月28日に読了した本も「蜘蛛の糸杜子春」と芥川の本だった。

アフォリズムを纏めたものなので凄く読みやすく、将棋を指しながら読めた。テーマに対して極力簡潔に自身の見解を述べているので、理解に窮する箇所が3割程度あった。寺山修司の「両手いっぱいの言葉」もそうだったが、このような名言・格言集は他人にはあまり理解できないものだから少しでもハッとさせられた言葉があったならそれだけで収穫だと思う。