将棋22(三段との対局)

ちょっとだけ知り合いの三段の方と対局をした。僕のレートは408。

戦型は角換わり。実は最も苦手な戦法で同レート帯にも勝率2割くらいなのだが、角換わりのように進展したので僕から角交換を挑んだ。定跡もあまり分からないし、形だけ腰掛け銀は出来るのでとりあえず腰掛け銀に組んでみたが相手は右玉。右玉はほとんど見ない形なので対策は分からなかった。感想戦で98香〜99飛地下鉄飛車が有力であることを教わり、角換わりの本を見たが、当該箇所に傍線が引っ張っていてワロタ。どこかで勉強してたのに全然頭に入ってなかった。

そして問題の局面。次何をすればよいかわからなかったので伝説の67角打ち。これが敗着手であった。56銀と67角と28飛で相手の23地点を睨むという方針をとったつもりだったが。ちなみに感想戦と激指でこの局面では47金か48金という結論が出た。47金の手も頭をよぎったが戦場が左辺にあるとみてこの一手は省略した。

相手が44銀と出たので24歩で歩を突き捨て飛車の走りを含みつつ次に45銀とぶつけた。55銀とかわされたので34銀と進出し、23銀の進出を狙った。しかしここで△85桂。激痛の一打。▲86銀△66銀。この時点で敗北を悟ったが、滅多にない段位者との将棋なので、最後まで全力を尽くした。

念願の24飛車。「よーしとりあえず21飛車成で…」→81に飛車があることに気づく→よし投了しよう。と思ったが最後まで指したかったので頑張った。

53手目の垂れ歩。感想戦で疑問手と指摘されたが、将来66の銀を入手して、▲73銀△71玉(61玉)から21飛車成を目指した垂れ歩である。ただここは67歩で銀をいじめる手が良かったらしい。僕も今ではそう思う。

で、結局9筋から攻められて桂馬を9筋にそらして7筋から殺害されて投了。低級タブでは見られない段位者らしい寄せだった。なんか力が入りすぎて悪手連発(特に終盤)だったから少し後悔してる。


感想としては、終盤の寄せが綺麗だった。あとは僕が勝手に攻めて勝手に自滅したので、次は常人の将棋を指したい。

詰将棋を頑張って沢山解いて、対局後の検討もしっかりやって地道に初段を目指そうと思った。柔道の初段は楽勝だったのだがな。モチべが上がったのでとりあえず永世12級から脱出したい。