一眼 -NOT HITOME-

昨日ヨドバシカメラ新宿西口で念願の一眼レフを購入することができた。今日の午前に77歳の老人がヨドバシカメラ新宿西口で放火を試みた事案が発生したので災禍を免れた僕は運が良かった。

本日東京の降水確率は50%で一時的なにわか雨に注意ということで、一日中文学を読む予定を立てていたが、早く使いたい欲望の隠忍についに耐えかねて、某動物園に探訪した。

動物の撮影には主に焦点距離55mm-250mmの望遠レンズを用いる。

オオカミ。オートフォーカスとマニュアルフォーカスで撮影して、自分の撮影技術のなさに傷心を抱く。

表題「哲学者」。

最高30度超えの水浴びは至上の幸福に見えるし、波紋も綺麗で、画になる。が、しかしピントェ…。

夏を意識したカラフルな色遣いでもカラーバランスを失わない上級コーデを彩る先鋭ファッションの申し子ことルリコンゴウインコ。こっち見んなwwwwww

みんな大好きサル山だが、

┌(┌^o^)┐ホモォ...

乱痴気騒ぎから気を取り直して撮影を継続する。確かに実に面白いシーンだが、この画像にアテレコするほど大喜利能力に長けていない。そして、

┌(┌^o^)┐ホモォ...からの、ぼっち(∵)。見んなwwwwwwww

水牛。ずっと背を向けたり水に潜ったりしていたのでこれ1枚写すのに20分待った。これもペリカンの時と同じようにさざ波が綺麗で大変見映えが良い。大江健三郎「死者の奢り・飼育」(新潮文庫)の表紙の絵に似ている。

青空、だがただ青空ではなく、シーン別撮影の白熱電球を選択し、青みをつけてみた。木々の緑も空の青さも濃さを増した。

やはりコンパクトデジタルカメラより遥かに撮っていて楽しい。メモリーに気を使っても100枚近く撮影した。そこから選別して80枚まで減らしたが。

画質の他に、ファインダーの見やすさ、撮ろうと思ってシャッターがきられるまでの時間の短さ等、一眼初心者の僕には圧巻だった。ただレンズ交換が面倒くさい。今まで使用していたpowershot sx40は広角から840mmまで広くカバーしてそれに慣れていたので不便は感じる。

真っ暗な場所でコアラをISO3200で撮影したが、コンデジに比べてノイズが少なくてシャッタースピードも格段に早いので驚愕した。僕が使用してる一眼はISO感度を上げるとノイズが発生しやすい機種らしいが。

一眼レフだと自分の能力次第で無限の表現が実現できるので、これから勉強してマニュアルで撮影していきたい。