「9条どうでしょう」

9条どうでしょう (ちくま文庫)

12月20日読了。2012年100冊目。今年中になんとか100冊読めた。

4人の物書きが「憲法9条改正」について全く独自の視点で私見を述べて新しい切り口を見つけ出していくという目的で出版された本。4人は共通して「憲法9条改正という結論は早計ではないか」という意見を提示している。「憲法9条改正反対」という断定的な論調で語っていないのが好印象。僕自身、(無知ではあるが)どちらかというと憲法改正に賛成派だったが、4人の言い分には7割程度納得させられた。